最近話題の台所育児。でも実際にどうやってやったらいいの?そもそも台所育児ってなに?といったパパママも多いのでは?この記事では我が家の1歳11か月娘との台所育児を紹介します。
そもそも台所育児とは?
複数のサイトによると「子どもと一緒に台所に立って料理をする育児法」とのこと。
どうして今注目されているの?

台所育児には以下のようなメリットが多数あります。
・食育になる
・やりとげることで達成感が得られ、自己肯定感が得られる
・手先を動かす作業が多く、五感が刺激され指先の訓練になる
かの有名な「モンテッソーリ教育」でもおすすめされていることもあり、注目度が高まっています。
1歳からできるって本当?我が家の台所育児
本当です。我が家ではお座りが安定したころから、台所育児を始めました。1番最初にお願いしたのは玉ねぎの皮むき。食事用の椅子に座って、新聞紙を広げ、パパと一緒に茶色い皮をぺりぺり向いてもらいました。最初は8割ほどむいて、最後にペリッだけをお願い。次第に自分でもむき方が分かるようになり夢中でむいていました。
1歳半を過ぎてなんでも口に入れる時期を過ぎたら、一緒に台所に立って、調味料を調味料を注いでもらったり、コメとぎやお好み焼きの粉を混ぜてもらったりバージョンアップ。
最近では(1歳11か月)包丁デビューも。もちろん手を添えてですが、一生懸命切っています。


1~2歳におすすめの台所育児
意思疎通がしっかりしてくる幼児からのイメージが強い台所のお手伝いですが、2歳前の我が家でもこんなにいろいろできちゃいます。
①バナナやゆで卵の皮むき ②マッシュ系(じゃがいも、さつまいもなど)
③玉ねぎの皮むき ④きのこほぐし
⑧野菜あらい ⑤菜っ葉ちぎり(キャベツやホウレンソウなど)
⑥水や調味料をそそぐ ⑦混ぜ混ぜ系(お好み焼き、ホットケーキ、酢飯づくりなど)
⑨コメとぎ ⑩海苔巻き作り
⑪ゴマすり(100均のミニすり鉢セット使用)
⑫一緒にやる系(1歳半以上推奨 包丁、フライパンでジュージューなど)
まだ頻繁に手を口に持った行きたがったり、つまみ食いが多い時期は食べても害がない①や②、酢飯づくりが安心。数が大きくなるほど難易度が高くなっているので慣れてきてからがおすすめです。
逆に時期尚早と感じたのは、きぬさやの筋とり(1枚目写真)。これは難しかったようで筋付きの粉々にされてしまいました(笑)
我が家が感じる台所育児のメリット
シンプルに楽しい
これが1番大きいです。エプロン姿の娘がかわいく、料理が面倒な日でも一緒に作業しているとつい笑顔になってしまいます。
成長を実感
料理含め家事のお手伝いは、同じ動作をも日をまたいで何度も何度もくりかえしできます。最初は玉ねぎの薄皮むきに苦戦していた娘も、回を重ねるごとに上手になり、今ではお手の もの。「注ぐ」や「混ぜる」も回を重ねるごとにこぼす量が減ってきました。加えて最初はつまみ食い常習犯だった娘。最近ではゆでたまごの皮むきや野菜ちぎりなど、パクっといける作業を頼んでいるにも関わらず、調理中と食事中の違いが分かったのか食べずに作業をやり遂げてくれます。責任感が芽生えたのか、そんなところにも成長を感じています。
料理や食材への関心が強くなった
食べる専門だった食いしん坊娘が、台所育児をするようになって作ることにも関心を持つようになりました。今では私が台所に立つとほぼ毎回、自分の椅子を持って「やーたいなー」と来るように。ほかにも冷蔵庫から人参を出すと「にーじん」と指さしたり、火をつけると「ジュージュー」と言ったり。回を重ねるほど意欲的に楽しそうにやってくれるようになったと実感します。
理科や算数の勉強にも
料理には数字やサイエンスがいーっぱい。最近パパとお風呂で数字を数えるのが楽しい娘。台所育児でも、お米や水を入れるとき「いっぱい、にはい」と数えたり、図りや温度計を使ったり、数の世界に親しんでいます。また、あさりの砂抜きをした際には砂をはくあさりを観察。不思議そうに見ていました。食材となる生物や植物を観察することは理科の入り口としても最適です。

台所育児への娘の関心の高さと上達ぶりをみていると、ゆくゆくは我が家のご飯当番として、戦力になってくれないかな・・・なんて期待してしまいます。そんなところもメリットかもしれません。
台所育児のデメリット
当然ですが、時間も手間もがかかります。そして「やらなきゃ」と思うと苦しくなっちゃうことも。我が家でも平日元気があるときは一緒に米とぎをすることもありますが、基本は休日のみ行っています。
おわりに
親子で楽しめる台所育児。次のお休みからでもぜひトライしてみてはいかがでしょう。
(台所育児で使用している踏み台については育児「手洗い、お手伝いで使える おすすめの子ども用踏み台」の記事をチェックしてみて下さい。)
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